よくある質問
ベストバリューホーム(全般)
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ベストバリューホームが誕生した背景を教えてください。
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日本では建物の価値は概ね20年でゼロとなり土地の価値のみで評価される習慣となっております。
しかし、基本性能の優れた建物は、維持管理をしっかり実施すれば本来100年程度は、資産価値が存続します。
そこで国土交通省の補助事業により「建物資産価値を適正に評価する仕組み」を構築。これにより将来の建物価値を明示し、「明示した建物価値を保証する」という日本で初めての建物価値保証の仕組みが誕生しました。
建物の不動産価値が担保されることで、これからの人生100年時代をゆとりをもって安心して過ごしていただくことができます。
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賃貸住宅は対象となりますか?
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木造戸建賃貸住宅は対象ですが、それ以外の賃貸住宅は対象外です。
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ベストバリューホームに住むためには、どのようにすれば良いですか?
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所定の認定手続きを経たベストバリューホームを取得(新築・購入)いただくことが必要です。詳しくは、ベストバリューホームを積極的に推進する工務店へお問合せください。
ベストバリューホームの維持管理について
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建物の価値を維持するのに大切なことは何ですか?
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人の健康維持にも定期的な健康診断が大切なように、家も、定期的な点検や維持管理が重要です。ベストバリューホームは、定期的なメンテナンスがルール化されており、建物の性能低下や劣化を早期に発見しメンテナンスすることが可能です。
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ベストバリューホームの維持管理とは具体的にどのようなことを行いますか?
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5年ごとに定期点検を行い、修繕が必要な箇所に適切な措置を実施します。また、10年ごとに「耐震性能」「維持管理性能」「劣化対策性能」「断熱等性能」について、基本性能の確認を行います。
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ベストバリューホームの維持に費用はかかりますか?
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5年ごとの点検の際に補修が必要な箇所が見つかったら、適切に補修するための費用が発生する場合があります。詳しくは住宅を建設した工務店及び販売店にご確認ください。
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点検や維持管理を行わなかった場合、どうなりますか?
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ベストバリューホームは、定期点検およびそれにより必要とされる維持管理を必ず実施することを条件に「建物価値保証」しております。従って、必要とされる維持管理がなかった場合には、建物価値保証の対象外となります。
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建設した工務店以外のリフォーム業者等で、リフォームなどを行った場合も建物価値保証が継続されますか?
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建設した工務店等以外でリフォーム等を行った場合は、建物価値保証の対象外となります。
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万が一、建設した工務店や販売店が倒産等した場合、建物の維持管理や建物価値保証はどうなりますか?
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工務店等が倒産した場合は、当協会が維持管理を引き継いで実施する工務店等を斡旋いたします。斡旋した工務店等によって、当初の計画どおりの維持管理が行われることで、建物価値保証は継続されます。
建物価値保証について
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購入に要した金額が、そのまま建物価値保証されるのでしょうか?
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建物価値算定基準により定められた、建物本体価格(仮設工事や諸経費部分を除いた部分)を建物価値保証額としています。
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建物価値保証額は、地域により違いがありますか?
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建物価値は建物の性能による評価なので地域による違いはありません。
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災害等、やむを得ない状況により建物に損傷が生じた場合、保証に影響はありますか?
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自然災害等に関わらず、適切な維持管理がなされ、ベストバリューホームに必要な性能が担保された建物は建物価値保証が継続します。従って被災住宅であっても、必要と認められる性能を保持する修繕がなされれば、建物価値保証の対象です。
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建物の売却を考えています。どのように手続きしたらよいですか?
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ベストバリューホームを売却する場合は、建物を建設した工務店等に必ずご相談下さい。ご相談後、工務店等が価値保証付き建物のご売却の手続きを行います。建物を建設した工務店等以外による売却手続き等の場合には「建物価値保証」が受けられなくなります。
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相続などで建物の所有者が変わった場合、建物価値保証は継続できますか?
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新たな所有者により、建物価値保証の承継手続きを行っていただくことで、建物価値保証は継続されます。